ワンダーフールズ

ワンダーフールズあらすじ|キャスト相関図とヘソン市の異変を整理

韓国ドラマ「ワンダーフールズ」は、1999年のヘソン市を舞台にしたNetflix配信作です。

町にただよう落ち着かない空気の中で、ごく普通に暮らしていた人たちの毎日が、思いがけない力をきっかけに大きく変わっていきます。突然これまでとは違う現実に放り込まれ、戸惑いながらも少しずつ同じ側に立っていく流れが、この作品の面白さです。ひと癖ある登場人物たちがぶつかり合いながら距離を縮めていくところや、重たい展開の合間に入るテンポのいいやり取りにも引き込まれます。

思い通りにならない状況の中で、彼らがどう動き、誰を守ろうとするのかが見どころです。

あらすじ

1999年のヘソン市で祖母ジョンボクの食堂を手伝っていたウン・チェニは、重い心臓病をきっかけに残された時間を意識し、世界を見たいという思いを強めていく。祖母から旅費を得ようとして無茶な計画まで立てるが、廃棄場で見つかった謎の液体に触れたことで体に思わぬ変化が起こり、チェニには瞬間移動、ロビンには怪力、ギョンフンには物へ張りつく不思議な力が現れる。同じ頃、ソウルから赴任してきた市役所職員イ・ウンジョンもまた、かつてハウォンド研究所で「3972番」と呼ばれていた過去を持ち、ヘソン市で続く異変が20年前のWunderkinder計画につながっていると気づき始める。

最初は互いを疑い、突然の力にも戸惑うチェニたちだったが、ハ・ウォンド博士が「永遠の心臓の子」を追い、永遠救済教会を通じて再び人々を危険な計画へ巻き込もうとしたことで、4人は少しずつ同じ目的へ向かうようになる。
チェニの体には、過去の研究で生まれた特別な心臓が移植されており、ウォンドはその力を利用してヘソン市全体を変えようとしていた。裏切りや罪悪感を越えて仲間のもとへ戻ったチェニは、ウンジョン、ロビン、ギョンフンとともに1999年最後の夜へ向かい、飛行船に積まれた危険な物質を町から遠ざけるため、自らの瞬間移動の力でヘソン市を守ろうとする。

「ワンダーフールズ」全話一覧

ワンダーフールズ 1話~2話

ワンダーフールズ 3話~4話

ワンダーフールズ 5話~6話

ワンダーフールズ 7話~8話最終回

「ワンダーフールズ」相関図

ワンダーフールズ-相関図

「ワンダーフールズ」キャスト・登場人物

パク・ウンビン
ウン・チェニ 役
パク・ウンビンPark Eun-bin
限られた命を生きるはずだったのに、思いがけない力まで抱えることになるヘソン市の娘。

ウン・チェニは、祖母ジョンボクの食堂を手伝いながら暮らす、勢いのある若い女性だ。お金に余裕はなく、重い心臓の病も抱えている。それでも暗く沈むより先に「外の世界を見たい」と言い出すところに、この人物らしい無鉄砲さがある。危うさと明るさが同時にあるのが、チェニのいちばん強い魅力だ。

廃棄場の異変へ巻き込まれたあと、チェニの体には大きな変化が起きる。病気が消えるだけでなく、瞬間移動のような力まで現れるようになる。ただし、その能力は思い通りには動かない。鼓動が高くなった時に不安定に出るため、本人自身も何度も振り回される。さらに、自分の命が永遠の心臓の子の移植とつながっていたと知ってからは、ただ元気なだけでは済まなくなる。それでも人を置いていかず、仲間のいるほうへ戻ろうとする。この作品の勢いと苦さを同時に抱えた中心人物だ。

チャ・ウヌ
イ・ウンジョン 役
チャ・ウヌCha Eun-woo
失踪の裏を追ううちに、町に埋もれていた過去へ近づいていく男。

イ・ウンジョンは、ソウルからヘソン市役所へ来た人物で、融通の利かない堅い人間として見られている。感情をあまり表に出さず、チェニのように勢いで動く相手には冷たく映るが、その内側では誰よりも早く町のおかしさを感じ取っていた。廃棄場の液体、相次ぐ失踪、宗教団体の動きまで追っていく姿には、ただの役所勤めでは終わらない執念がにじんでいる。

それは、ウンジョン自身がかつて研究所の被験者3972番として生き延びた過去を持つからだ。すでに異能を抱えながら生きてきた彼は、チェニたちの危うさも、ハ・ウォンドの執着もよく知っている。守りたい思いを持ちながら、母親の情報を餌に揺さぶられ、チェニを手放すような選択までしてしまうところに、この人物のつらさがある。静かな顔の奥で長く孤独に耐えてきた男が、ようやく誰かと並びかけて揺れていく相手役だ。

チェ・デフン
ソン・ギョンフン 役
チェ・デフンChoi Dae-hoon
口は悪いのに放っておけない、ヘソン市の騒がしい男。

ソン・ギョンフンは、廃棄場の危うさを前から訴えていたものの、市役所では面倒な常連のように見られていた人物だ。家庭でも仕事でも肩身が狭く、強く出たかと思えばすぐ弱気な顔も見せる。その頼りなさが笑いにつながる一方で、暮らしの苦しさを抱えた小市民らしさも強く残る。

異変のあとに現れたのは、物にくっつくという変わった能力だった。しかもその力は、嘘をついた時や緊張した時、本音を押し込めた時ほど出やすく、自分の弱さがそのまま表へ出てしまう。娘に胸を張れる父親になりたいと思いながら、なかなかそうなれない不器用さまで含めて、この作品らしい人間くささを背負っている。にぎやかしに見えて、実は一番生活の空気を持ち込む人物でもある。

イム・ソンジェ
カン・ロビン 役
イム・ソンジェIm Sung-jae
お人よしで押しに弱いのに、感情が振り切れると大きな力を出す青年。

カン・ロビンは、周囲に流されやすく、強く押し返せないまま損をしてきた人物だ。雨漏りする部屋で暮らし、金にも余裕がないなど、華やかさとは縁のない毎日を送っている。そのぶん、チェニたちの中ではいちばん現実の重さを感じさせる存在になっている。

ロビンが得たのは怪力で、怒りや悔しさのように感情が大きく揺れた時に発動する。普段は気弱でも、仲間が危ない場面では体ごと前へ出ることができる。その瞬間だけ一気に頼もしさが出るのが、この人物の面白さだ。巻き込まれた側のように見えて、いざという時には大きな支えになる、チームの土台のような存在といえる。

キム・ヘスク
キム・ジョンボク 役
キム・ヘスクKim Hae-sook
チェニを育てた祖母であり、町の古い秘密を知る食堂の主人。

キム・ジョンボクは、チェニにとって唯一の家族であり、ヘソン市では顔の広い食堂の女主人でもある。言葉は厳しくても、孫の病を誰より気にかけ、危ないことから遠ざけようとする姿には深い情がある。ただ温かい祖母というだけでは終わらないところが、この人物の重さになっている。

話が進むにつれ、ジョンボクはハウォンド研究所と切り離せない過去を持ち、永遠の心臓の子についても深く知る人物だと見えてくる。チェニの命を救うために選んだことが、今の異変とつながっていたと分かってからは、彼女自身もまた後悔と責任を抱えながら生きてきたことが浮かび上がる。守る側でありながら、秘密によって孫を苦しめてもいる複雑な人物だ。

ソン・ヒョンジュ
ハ・ウォンド 役
ソン・ヒョンジュSon Hyun-joo
静かな顔の奥で執着を手放さない、研究計画の中心にいた男。

ハ・ウォンドは、かつて子どもたちを実験対象にしていた研究所の中心にいた博士であり、今もなおWunderkinder計画を捨てていない人物だ。表向きは落ち着いていて理知的に見えるが、実際には人の命を目的のために差し出させることへためらいがない。感情を荒らげて押すタイプではなく、理屈と信念の形を取りながら相手を追い詰めていくところが、かえって不穏に映る。

チェニの体にある心臓を奪おうと動き、ウンジョンには母親の情報を餌に協力を迫り、ジョンボクには過去の責任を突きつけるなど、主人公たち全員の傷へ深く入り込んでくる存在でもある。単なる悪役ではなく、20年前に終わらなかった執着を今も抱え続ける人物だからこそ、この町の異変そのもののようにも見えてくる。主人公たちが本気で向き合わなければならない最大の脅威だ。

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「ワンダーフールズ」
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koyoi
実際に韓国ドラマを視聴した編集スタッフが執筆・確認しています。
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