韓国時代劇『チェックイン漢陽(ハニャン)』(韓国語原題『체크인 한양』)で物語の舞台となるのは、朝鮮最大級の旅閣「龍天楼」です。そこで働く若者たちを中心に、仕事を通じた成長や友情、恋が描かれます。主要人物の一人イ・ウンことイ・ウンホを演じるのはペ・イニョクです。王の息子という立場を伏せたまま龍天楼で働きます。一方、キム・ジウンは男性として龍天楼に加わるホン・ドクスを演じています。さらに龍天楼の後継者チョン・ジュンファ、家の名誉を取り戻そうとするコ・スラが加わり、事情を抱えた4人が新人従業員として同じスタートラインに立ちます。韓国での放送期間は2024年12月から2025年2月までで、Channel Aで全16話が放送されました。
龍天楼では「客が王」という考えのもと、身分に関係なく最高のもてなしが求められます。厳しい教育や試験に振り回されながらも、イ・ウンホ、ホン・ドクス、チョン・ジュンファ、コ・スラは少しずつ仲間になっていきます。4人は同じ龍天楼で働くことになりますが、そこへやって来た目的はそれぞれ異なります。ウンホは自らの身分を明かさず、ドクスも女性であることを隠したまま見習い生活を送ります。共に過ごす時間が増えるにつれ、単なる仕事仲間だった関係にも変化が生まれ、友情と恋が交差していきます。序盤の明るい青春劇から、彼らの過去や龍天楼をめぐる事情へと物語が広がっていく流れも特徴です。
見どころ
見ておきたいのは、朝鮮時代の旅閣を現代のホテルのように見せる設定です。接客を学び、試験を受け、失敗しながら成長していく4人の姿には、お仕事ドラマらしい面白さがあります。その一方で、ウンホとドクスの間には互いの正体を探る緊張感と恋の気配が生まれ、ジュンファやスラとの友情も物語を動かしていきます。物語を支えるのは、ペ・イニョク、キム・ジウン、チョン・ゴンジュ、パク・ジェチャンが演じる4人です。会話ややり取りには明るさがあり、重厚な時代劇というよりも、若者たちの青春物語として楽しみやすくなっています。
ひとことで言うと
朝鮮最大の旅閣に集まった4人が、働く日々の中で互いを知り、それぞれが抱える秘密や恋、これからの生き方と向き合っていく青春時代劇です。明るいお仕事パートと身分を越えた人間関係、少しずつ動き始める過去の事情が重なり、続けて見たくなる流れになっています。